2001.11.24(土)-288- 久留和グランド(3)
生後288日目:久留和グランド(3)

今日はカミさんが髪を切りにいくのと新宿に布を買いにいくので逗子まで送ってく。いつもの通り、ノアールを後部座席に座らせて。

ノアールは本当に五月蝿い。車の中でワンワン、ギャンギャン。カミさんが「もう、二度と車に乗せないからね!」なんていっても全然平気の平左で、ワンワン、ギャンギャン。

でも、カミさんが降りてボクが運転するとピタっと吠えなくなる。自転車の人や帽子をかぶった人を見ると、吠えたくてこっちをチラチラ見て、クゥンクゥンいってるけどなんとか我慢がきくみたい。カミさんが見てたら、「アンタ、なめてんのか」といいそうだ。

帰りは逗子駅前の100円ショップで園芸用プランターを買って、元町ユニオンへ。ここですだち酎やエビスビール、サワーなどを。こちらの日記(11/18)に書いてあって欲しいなぁとおもっていた「まんまる氷」を見つけたんだけど、サントリーの「膳」は欲しくない。ダメもとで店員さんに聞いたら、あっさりOK。やっぱ、なんでも聞くもんだね。(ちらっと万引の二文字が頭をよぎったもの)




2001.11.23(金)-287- 久留和グランド(2)
生後287日目:久留和グランド(2)

今日は勤労感謝の日でお休みです。お昼に大学時代の同好会のOB会が三田であったのでちょっと顔を出してきました。30人くらいのこじんまりした集まりだったのですが、結構おもしろかったです。

一番会ってない人だと、20年近く会ってないのですが、意外にも変わってないものですね、人の顔や印象って。お一人だけ顔を見てもピンとこない人がいらっしゃいましたが。

3時お開きだったのでその後みんなで慶應の三田祭を見物に。相変わらず、屋台の食べ物屋がいっぱいで何が文化祭なんでしょう。ボクらの頃はまだ少しは日頃の研究発表なんかもあったりしたのですが。

中華料理屋で飲み放題だったのと、隣に座ったOくんがガンガン飲むのにつられて紹興酒をグイグイ飲んでたら帰りの電車を乗り過ごしてしまいました。起きたら京急久里浜で、新逗子駅で待ってるカミさんに電話をいれて30分遅刻でなんとか戻ってきました。うちへ帰って少し仕事をして早めに寝たら11時前に目が覚めてトイレで久々のゲーをやってしまいました。何年かぶりです。大学時代のように飲んじゃダメということですね。




2001.11.22(木)-286- 久留和グランド(1)
生後286日目:久留和グランド(1)

今日は塩尻にいっておりました。日帰り出張です。どうしても現地9時着いていないといけなかったのですが、電車の時間を調べると逗子を始発(4:53)で出ても塩尻に着くのは9時をまわってしまいます。

前回いったときは前泊していったのですが、今回は天気もよさそうだし、カミさんの身体の調子もいいようなので、全行程カミさん運転ということで車でいってきました。

地図で見ると、逗子 →(横横)→ 六ッ川 →(保土ヶ谷バイパス、八王子バイパス)→ 八王子 →(中央道)→ 塩尻がいいようです。保土ヶ谷バイパス(国道16号)は一般道ですが地図を見ると太く書いてあったのでこれを通ることにしたのですが、国道16号はクソ道ですな。朝早くなのに全然スムーズに走れないし、帰りは中央道の八王子を出てから東名の町田まで20kmくらいを1時間半くらいかかりました。なにかいい迂回路があればいいのですが。

16号があまりに進まないので途中、町田のグランベリーモールに寄ってみました。カルフールやらアウトドアのREI、フランフラン、まぁとにかくごちゃごちゃといろんな店が入ってたんですが、ゴルフシューズがあればと思って入ったのでいくつかのお店を冷やかしただけで帰ってきてしまいました。

※ 看板には『久留和グランド』と書いてあったので以降は「グラウンド」ではなく、「グランド」で統一します。




2001.11.21(水)-285- ちょっとお休み中
生後285日目:ちょっとお休み中

ここのところ忙しいのでなかなか日記が書けません。忙しいとはいっても犬の散歩をする時間はあるのだし、サウナに入ったり風呂で本を読んだり、プロジェクトXを見たり、寝たりする時間はあるのですが、コンピュータの前に座ったらなるべく仕事をするようにしているので、なかなか日記にまで手が回らないのです。

明日からは塩尻に日帰り出張して、大学時代のクラブの同窓会に出て、医療情報学会に説明員でいって、DLLを1本納品して、プログラムを2本仕上げて、データベースのレポートを1本作って、これらを全部、今月中に終わらせてから、新しいシステムの設計に入る、しかも今月中に入る予定。

加えて、リビングのドアをノアールが出入りしても開けっぱなしにならないよう細工もしないといけないし、神棚を買ってきてつけたり、サウナのスイッチを押しやすい場所に移したり、会社の本店移転登記をしたり、年末調整や確定申告の準備もしなくちゃだし、それ以前に半期分の経理伝票の入力が残ってるし、住所変更が終わっていないものを片付けたり、野村證券のホームトレードの認証番号を書いた紙を捜したり、年賀状を用意したり、ゴルフシューズを買いにいったり、練習もしないともう半年以上クラブを握ってないし、12月のコンペは痛い目にあうのを覚悟するならお金もおろしておかなくちゃだし。

ということでこれから日記は週記ないしは月記になります。ということはなく、これからもがんばって日記として書いていきます。

ところで、先日ご近所の方からメールをいただきました。メールをくださったのは、はるのうちのはるさんで、これから家を建てようと思っている人は必見のホームページです。すごく詳細に建築中の様子などがレポートされています。ぜひ一度訪れてみてください。で、メールの内容は家の話ではなく、京急ストアでノアールの乗ったレガシーが隣に駐車しましたよ、あれは奥さんですね、ということでした。カミさんにメールを見せたところ、「あらあらちゃんとした格好でいかなきゃダメじゃんねぇ」ということでした。正装して買い物にいくのでしょうか。




2001.11.20(火)-284- すごい顔
生後284日目:すごい顔

昨日は結局夜11時くらいまで仕事してました。なんでかというと20日納期だからです。納期前にならないとがんばれない性格は直さないと大変です。人生を甘くみてるからでしょうね。

ノアールの散歩に最適な場所を見つけました。うちからどんどん山を上(のぼ)っていって、馬里(お馬さんがいるところ。子犬が5頭産まれててコロコロしてかわいい)へいく分岐を直進すると行き止まりになります。道路にゲートが設置してあってガードレールには有刺鉄線がぐるぐる巻きにしてあり、ゲートの脇には監視ポストのようなものがあります。

これはきっと自衛隊の演習場かなにかに違いない。そう思わせるような厳重さです。このゲートのちょっと前に「久留和グランド」という看板が置いてあり、自動車、二輪車の立ち入り禁止と書いてあります。

いままでも何回かはきてたのですが、警備の厳重さと立ち入り禁止の文字にひるんでいつも引き返していたのでした。ですが、一昨日は「久留和グランド」の看板の脇を入っていく小道を見つけ、そこに入っていくと、バーンとひらけた草地のグラウンドがありました。「久留和グランド」はここのことだったのです。厳重警備のところはグラウンドではなかったのです。

広さは子供の野球ができるくらいで、草は芝生と野草が混じった状態です。周辺は山の斜面と土手に囲まれていて、あまり人がこないのでノアールをノーリードにして自由に走り回らせることができます。ここはベリイ・ナイスです。




2001.11.19(月)-283- リースと羊毛ボール
生後283日目:リースと羊毛ボール

昨日はうみのこびとバザーにいってきました。当初はバザーにいってから鎌倉、藤沢あたりまで足をのばしてドライブにでも、と思っていたのですが、19日納期の仕事が終らず、とりあえず午前中にバザーだけでもいっとくかということで、ノアールの散歩を兼ねていきました。

車は適当に路駐すればいいやと思っていたのですが、そこはさすが逗子、道が狭くて停めるのに結構勇気がいります。くるっと一回りしましたが停める場所が見つからず、「ごめんね、ちょっとだけだからね、後でパン買うから」ということで、ベーカリーレストラン サンマルクの駐車場に停めさせてもらうことに。(こうやってリンクしといたから許してね)

「うみのこびと幼稚園」は一見普通のアパートのような外観で、道路脇の目立たない入口を入ると庭があって、1、2階が幼稚園になっているようです。広場や運動場があるんだったらノアールを連れていってもいいかと思っていたのですが、とてもとてもノアールを連れて入れる雰囲気じゃなかったので、ボクとノアールは前の道で待っていました。

カミさんが中へ入ってゲットしてきたのが、このリースと羊毛ボール、羊毛ペンダントです。リースは玄関のドアに飾り、羊毛ボールはノアールへのお土産、羊毛ペンダントはカミさんのです。結局とーさんはお金をだしただけで自分のものは何もなかったようです。日曜日にまで仕事して、という無言の抗議でしょうか。




2001.11.18(日)-282- 夕焼けの富士山
生後282日目:夕焼けの富士山

夕焼けの富士山です。わっかるかなー、わっかんねぇだろうなー(by 松鶴家ちとせ)。下に突き出ているのは、長者ヶ崎崩れです。こうしてみると人間の眼というのは改めてすばらしいものだと思います。肉眼だと夕日の赤も富士山の輪郭も海の色もすべてはっきり見えるんですから。

もう10数年前になりますが、ぶらっとヨーロッパを旅したことがありました。2Weeksのユーレイルパスを買って、UAのアメリカ経由ヨーロッパ周遊券でバックパック背負って約1ヶ月ほどぶらぶらしてました。(このUAのチケットが唯一の贅沢でした。マイレージが欲しいがためにUAにして。アエロフロートにすればもっと安くいけたんですけど。結局全部込みで27日30万くらいだったような覚えが)

アムステルダムから入り、マドリッドから出たんですけど、その間はユーレイルパスを使って列車で移動し安宿やユースホステルに寝泊まりしてました。(寝台特急で寝てる間に国境を越える楽さに味をしめてからはもっぱら追加料金を払って寝台で寝てました)

とりあえずいろんな国に行きたいくらいの目的しかなかったので、最初のうちは美術館、博物館めぐりをしてすごしてました。最初に訪れたアムステルダムにはゴッホ美術館をはじめ、ゴッホの作品を多く収蔵する美術館がいくつもあって、どの美術館で見たか忘れてしまったのですが、ゴッホが描いた「ミレーの模写」にすごくひかれました。使ってる青の色がすごかったのです。すごく目が覚めるような青で、全体の構図とかタッチとかより、この青にひかれたのでした。

何を見ても「へぇー(あまり良さわからず)」という感じだったので、この青の絵は欲しいなぁと思い、ミュージアム・ショップでポストカードを捜したら、あったのですがなんか違うのです。図録もあったので見てみたのですが、これも違うのです。青が青じゃないんです。なんというか妥協したようなぼんやりした青色になっちゃってるんです。よく考えてみればこれが印刷、写真の限界かなと。あの青を出しちゃったら全体が青っぽくなっちゃってバランスがとれなくなっちゃうんだろうなぁと。

そのとき初めて本物を直に見ることの必要性がわかったのでした。それまでは何も並んでまで美術館に行かなくてもテレビでも本でも見れるじゃん、と思っていたのですが、テレビや写真集が見せてくれるのは本物ではなく、ただのサムネイルだということに気がついたのでした。

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