昨夜は地震がありましたね。ボクもカミさんも一度寝入ってしまうと多少の地震くらいでは起きないのですが、我が家の地震計ノアールは震度１くらいでも飛び起きて吠えまくります。こちらは何があったのかとノアールの鳴き声に起こされて初めて地震に気がつくのです。

ノアールはちょっと神経質かと思えるほど外敵に対する警戒心が強いです。散歩に出かけたときはどんなに大きな犬や攻撃的でギャンギャン吠える犬に会ってもほとんど吠えないのに、うちに来る宅急便の人や新聞の集金の人などにはワンワン吠えます。それもピンポン鳴らした瞬間にどこにいようとも玄関に駆けつけて吠えるのです。

考えるに自分のテリトリに入り込もうとする輩（やから）に対して警戒するようです。ただ、友達のようにうちに上がり込む人に対しては吠えません。その辺はちゃんとわかっているようですが、宅配便のおにぃちゃんも別に悪い人じゃないので、そんなに吠えんでも、と思います。まぁ本人は精一杯我々を守ってくれているんですけど。

今度の日曜日、うみのこびとバザーというのが逗子であります。友人が子供をシュタイナー幼児教育で育てていることもあり、この情報をくれました。うちから近いし、羊毛ボール、草木染めの絹の布･羊毛ペンダント、クリスマス用品、ポストカードなどの販売があるそうなので、ちょっと覗いてくるつもり。ご近所の方はどうぞ。

シュタイナー幼稚園、シュタイナー学校っていうと知らない人はなにそれという感じだし、知ってる人でも変わってるというイメージを持つ人が多いと思う。ボクも詳しくは知らないのだけど、友人の子供たちはのびのび、すくすくと育っているので、いいんじゃないかなぁという感じ。自分の子供ができて、いざどこに通わせようかとなったら悩むと思うけど、そのときにならないと切実感はね。

最近、ノアールは朝6時半から30分の散歩（ゴミ捨てを兼ねて）と、夕4時から40分の散歩だけでは満足できないようです。散歩から帰っても、もっと行くぅといってなかなか家へ入りません。今朝なんか家が近づくと走り出して、珍しいなぁ、いつもだったら家が近づいたら歩かなくなるのに、と思っていたら家の前を走りぬけようとするではありませんか。変な智恵がつくものです。

昨日はいいお天気で、ここのところ調子の悪かったカミさんの調子もまぁまぁで、じゃあ久しぶりにノアール洗うかということで久留和海岸までお散歩。いつもは危ないからダメといってる波打ち際にもどんどん行かせる。

どんどん行かせると、どんどん行く。最初は怖がっていた波もそのうち慣れてきてジャブジャブと。うれしいらしい。このままほっとくと今にも泳ぎだしそうなので、足、お腹が浸（つ）かるくらいで切り上げて戻る。

「シャンプー、俺がしようか」と自分としてはサービスのつもりで言うと、カミさん曰（いわ）く、「シャンプーだけだったら楽だけど、その後のブロー、ブラッシングまでをセットでやらなきゃダメだから大変なのよ。全部やってくれる？」とのこと。素直にお任せすることに。余計なことは言わない方がいいらしい。

ここのところの不運、病気、事故続きは今年から大殺界に入ったからよ、とカミさんが力説する。ボクはそういうことを信じない方なので、そうかいな、大変だね、と流していたのだが、ふと気になってここ（六星占術）で自分を調べてみたら、俺の方が大殺界ど真ん中じゃん、あんたより俺の方がやばいじゃん、ということがわかり、不幸自慢でも俺の勝ちということになった。

ノアールの実家、中原さんのところでいま牝（メス）のスコッチテリアの仔犬が飼い主さんを待っています。興味のある方は、『仔犬お譲りいたします』のページを見てみてください。可愛い写真満載です。

この仔はカッシーニちゃんといって、ノアールとは異母兄弟（お父さん一緒、お母さん別）で、9月17日生まれの生後約60日です。とても明るく、おりこうで、新聞紙にきちんとオシッコできるそうです。このころのスコッチは可愛いですよぉ、ころころして頼りないけど活発で。

うちもいずれはもう1頭飼いたいんですけど、まだノアールが「おこちゃま」なのと、長男・ノアール、次男・人の子、長女・スコッチの仔犬という計画になっているらしい（どこで？）ので、今すぐにどうこうということにはならないようです。

カミさんにこのページを見せたところ、『かわいーねぇ、いいわねぇ。伊勢くらい性格がいいのかしら。伊勢はいいよねぇ。』といつのまにかカッシーニちゃんの話ではなく、伊勢いいねぇ話になっちゃいました。我が家では中原さんちにいる牝のスコッチ「伊勢」が大人気で、ノアールともすごく仲がいいので、伊勢だったらがんばってもう１頭飼っちゃうかもなんて話がでるくらいです。

今朝はこんな時間に更新です。仕事のメールが溜まっていたのが気になっていたのと、ノアールがワンワンうるさくて起きてしまいました。

午前3時ころ、近所（200mくらい離れたところ）で火事があったらしく、消防車や救急車が何台もサイレンを鳴らして集まってきて、しかもうちのあたりは道が入り込んでて、どの道を通ると現場にいけるのかがわからないらしく、サイレンが近くなったり遠くなったりして、ずいぶんグルグルと回っている感じでした。

車の音やサイレンではウゥーウゥー唸っていただけのノアールですが、消防士さんたちの声や野次馬とおぼしき人たちの声が聞こえるとワンワン吠え出して、うるさい、うるさい。

仕事部屋に避難してきてネットを見てみると、またニューヨークに飛行機が落ちたらしい。すわ、テロ再発かとテレビをつけてみたら単なる事故だったようだ。

ただ事故とはいっても250人以上死んでる大事故なんだけど、テレビでは、テロじゃなければまぁ不幸中の幸いだね、みたいな空気が流れていて、本当にそれでいいんだろうか。まぁ、ニューヨークにアメリカン航空のA300が墜落といったらビンラディンをすぐに思い浮かべるから、それを否定することが重要だということは現状ではわからんではないけど、それにしても扱いがテロを否定するアメリカ政府高官の会見をメインにしているのはどうかと思うが。

この事故で乗客の半数以上がドミニカ人というところも事故を軽視する要因のひとつになっているのではないか、というのは深読みのし過ぎか。

昨日はいいお天気でしたねぇ。ノアールくん、お散歩をたっぷりできて大満足でした。夕方は走りたい欲求を満足させるために久留和海岸まで行って人がいないのを確認して海岸を自由に走らせました。（人がいるとノアールが喜んでじゃれついて飛びついたりして洋服を汚してしまうから）

ところで今朝、こんな夢を見ました。

あるとき眼がおかしくなってノアールの顔を見ると鼻、鼻筋、眼などの輪郭だけが青白い太い線として見える。眼を瞑（つぶ）ると黒バックにその輪郭だけが青白く見える。そこでその輪郭を画用紙に写し取ってみる。

そうすると単純な線だけなのに、いきいきとしたノアールの表情が見えてくる。カミさんに見せてみると確かにノアールに見えるという。でもノアールを知らない人にはわからないかもよ、とも言う。もっと誰にでもよく見えるようにならないだろうか。そうだ、青白い線にしたらいいかもしれない、と思いつき、青い絵具（えのぐ）でその線を塗ってみる。多少いいようだが何か違う。

自分の身体がおかしくなってこういう風に見えるようになったんだから、何か自分の身体の一部を混ぜてみれば違うんじゃないかと思い、青い絵具に唾液を混ぜてみる。もっとよくなった。でもなにか違う。もっと呪術的なものが必要なんじゃないか。たくさんのメーカーをあたってこれだというアズライトのような発色をする青絵具を捜しだして買い占める。これをチューブから出して壷のような容器に入れてそこにビーカーで計ったオシッコを入れて混ぜ合わせ加熱する。

鼻をつく臭いがなくなって熟成させると青白く鈍（にぶ）く光るような絵具ができた。これで自分の眼に写る青白い輪郭線を眼を瞑って描くと、キャンパスに描かれたのは単純な一筆書きのような線なのに、それはまるで写真のように、あるいは写真以上にいきいきと実物を描写する。ただし、この絵は実際に見ないとそうは見えない。臭いが伝わるくらいの近さで見ないとそう見えない。テレビに写った絵はただのヘタクソな一筆書きで、現場で見ている人はすごいすごいを連発するのだけれど、スタジオの人たちはなにがすごいのか把握できない。

描かれた絵具に何か麻薬的な作用があるのではないか。なにを使って描いているのかはっきりさせろ、と追求されて、まさかオシッコ混ぜたもので描いてるとも言えず、どうしよう、と困ったところでノアールに起こされた。今朝も寒かったのでなかなか布団からでなかったら、オシッコを我慢できなくなったノアールがタタミの上でジャーとやってしまい、あわてて起きてペットシーツでオシッコの始末をした。オシッコつながりということか。

11/6の日記でこの赤い実はなんでしょうか、と書いたところ若干名の方々から、「実と葉のもっと大きな写真があればわかるかもしれない」というメールをいただいたので、小雨のなか写真を撮ってきました。

どうでしょう、これでわかるでしょうか。お二人の方から、「ピラカンサスじゃないの」というメールをいただいていて、ボクもそうだと思うのですがカミさんが持ってる植物が同定できる本にはピラカンサスは出てなくて。

昨日はノアールくん、やってくれました。おとなしく２階で遊んでると思ってたら、外に連れて行かない腹いせに届いたばかりの羽根布団のうえに大きなシミを作ってくれました。届いたばかりですよ。どうしてこの犬はダメージの大きいところをしっかりと狙ってやるんでしょうねぇ。新しもん好きだし、人が食べてるものは欲しがるし、人が読んでるものの上にどかっと寝転がるし、まったくいいやつなんだか悪いやつなんだか。