2001.05.31(木)-111- グーグー
昨夜はまたノアのことでカミさんと口論となり午前3時まで眠れず。横で聞いていたノアちんも寝不足で今日はもうすぐお昼だというのにご飯も食べず、ずっと寝てます。
話題は去勢手術の是非について。ボクはどんなことがあっても去勢すべきでないという強固な反対派。カミさんはノアが去勢しないことで苦しむようなら、去勢も選択肢のひとつとして考えるべきという柔軟派。
去勢手術に対する獣医師等の見解の主なものは以下の通り。
去勢手術は不要な妊娠を防ぐばかりではなく、雄の繁殖本能に起因する問題行動(尿のスプレーやけんかなど)を防ぐことを目的に行われます。去勢の効用はそればかりでなく、中年過ぎの性ホルモンのバランス異常が関与しているとされる、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫、前立腺肥大、前立腺癌など多くの病気を予防することにもなるのです。また、もちろん精巣腫瘍の発生も防げます。
去勢手術の長所は概ね次のような点。
1.疾患の防止(前立腺肥大、前立腺曩包、前立腺炎、肛門周辺腺腫、精巣の腫瘍などの疾患に罹らなくなる)
そりゃ、取るもん取ったら病気にはならんでしょ。でも前立腺ガンが恐いからって青年のうちにタマキン取りますか?
2.攻撃的な行動が少なくなり、温和で従順になる傾向がある。
別に温和で従順じゃなくてもいいもん。主人にさえ忠実であれば。
3.支配欲、テリトリー意識、攻撃性、その他オス特有の問題行動を軽減させることができる。
オス特有の行動、いいじゃないですか。問題だと思うから問題行動っていうんでしょ。
4.これら問題から起こる可能性のあるケンカ、脱走といった事故が軽減できる。
ケンカはさせるつもりないし、脱走なんてもってのほか。外につながれている犬を念頭においているのでは?
5.咬傷事故、特に幼い子どもへの危険性を相当予防できる。
こんなことは飼い主の責任です。犬の攻撃性の問題じゃありません。
6.望まれない子犬が生まれる可能性がなくなるので、野良犬として処分される不幸な事態が防げる。
室内飼いで大切に大切に飼ってますから、万に一つもそんな可能性はないです。
7.メスを求めて脱走、徘徊、闘争することが減弱できるので、結果として不用犬を減らせる。
脱走、徘徊、闘争なんてさせませんて。
8.しつけ、訓練がしやすくなる。
余計なお世話!
9.3〜4年寿命が長くなるという延命効果が認められているので、飼い主との生活を長引かせられる。
これは少しはわからんでもない。
10.メスの発情に対して起こす吠え、逃亡、興奮、攻撃などの行動が、50〜60%軽減できる。
発情したメスに近づかなきゃいいんでしょ。
11.飼い主に対する攻撃性が、去勢手術していないオスの50〜60%に軽減できる。
そんなもんで軽減されなくても、しつけでなんとかします。
12.遺伝的疾患、遺伝的可能性のある良くない資質の、子孫への伝達が避けられる。
うちはブリーダーじゃないので却下。また、ノアちんは良くない資質なんて持ってないし。
短所は次のような点。
1.ホルモンの影響によって肥満傾向が報告されている。
2.雄性ホルモン低下によるテストステロン反応性皮膚病などの皮膚疾患が出ることがある。
3.ごく稀にホルモン反応性尿失禁が現れることがある。
4.ごく稀に手術時の全身麻酔で死ぬこともある。
ということで、ボクを納得させるだけの考えをもった人が現れてボクを折伏しない限り、自分としてはノアに去勢手術をさせるつもりはない・・・と今の時点では宣言しておく。
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